日常がうまくまわっているとき=「晴れの日」は、ケアも意識されることなく、ごく自然に交わされています。けれど、そんな当たり前のケアが通用しなくなるのが「雨の日」。子どもが急に学校に行きたくないと言い出した、パートナーが夜眠れなくなった、職場の同僚から深刻な悩みを相談された……。雨の日は前触れもなく、ある日突然やってきます。今回お話を伺うのは、臨床心理士の東畑開人さん。心のケアって一体どういうもの? 身近な人が困っているとき、どう向き合えばいい? やさしく励まされたような気持ちになったお話を、前後編でお届けします。