「頑張れって言わないでほしい」。昔、親しい人にそう言われたことがあります。言葉に託す思いが、自分と他人では違うのだと気づいた経験でした。わかり合うために存在するはずの言葉が、時にすれ違いを生むことがあります。それでも、言葉の力を信じて、どんな心持ちで向き合っていけばいいのか。「まとまらない言葉を生きる」著者で文学者の荒井裕樹さんにお話を聴きました。