夏の味噌汁
【夏の味噌汁】01:暑い季節は、水出汁でさっぱり。「焼きピーマンと生姜の味噌汁」

【夏の味噌汁】01:暑い季節は、水出汁でさっぱり。「焼きピーマンと生姜の味噌汁」

夏の味噌汁は、ひと味違います。野菜はくたくたに煮るよりシャキッとした食感を残して。だしはあっさりした水出汁で、けれど、食べごたえはしっかり。

熱々はもちろん、冷えていてもおいしくいただけるような、これからの時期ならではの味噌汁を、料理家のスズキエミさんに教わりました。今日から全2品でお届けします。

1品目はこれから旬まっさかり、ピーマンの味噌汁。じっくり焼き目をつけることで、ピーマンの旨みが味噌汁にじんわり沁みた、シンプルなのに驚くほど味のする一杯です。



焼き目もうま味に。生姜がアクセント
焼きピーマンと生姜の味噌汁


材料(2人分)

ピーマン…中4個
生姜(すりおろし)…1/2片分
油(菜種やサラダなど、風味の強くないもの)…大さじ1/2
味噌(好みのもの)…大さじ2
水出汁…400cc(※)



【水出汁の作り方】(約6人分)
水…1200cc
昆布…7cm
煮干し…6〜7尾

前日の晩に密閉容器に水と昆布、頭をとった煮干しを入れ、ひと晩冷蔵庫においてだしをとる。

スズキさん:
「だしは1〜2日分まとめてとっておくと便利です。翌日まで冷蔵庫で保存も可能です」


作り方

1.ピーマンは半分に切って種とわたを取り、幅2cmに切る。フライパンに油を中火で熱し、皮目を下にして並べ、焦げ目がつくまで焼く。


2.鍋に入れた出汁を中火で温め、ひと煮立ちしたらピーマンを入れる。ふたたび煮立ったら味噌を溶き、器によそる。仕上げに生姜をのせる。

スズキさん:
「ピーマンは油で焼き焦げ目をつけることで、味噌汁がコクのある味わいになります。火を通す加減はお好みで。

くたくたにせず、シャキシャキした歯ごたえを残すのも、食感のアクセントになっておすすめです」

夏の味噌汁は水出汁が定番だというスズキさん。出汁をとるのも手軽な上、あっさりした味わいは夏向きです。具材の夏野菜はピーマンだけでなく、なすやオクラ、かぼちゃにとうもろこしなどなんでもOK。

「味噌に合わないものはないので、味噌汁は旬の野菜を使って手軽に季節感が出せる料理」だという言葉には納得感がありました。

つづく明日は、冷やしてごはんにサラサラかけたい、手軽な冷や汁のレシピです。


【撮影】濱津和貴


もくじ

第1話(6月18日)
暑い季節は、水出汁でさっぱり。「焼きピーマンと生姜の味噌汁」

第2話(6月19日)
冷たいままサラサラ、ごはんにかけていただく「ツナときゅうりの冷や汁」

スズキエミ

料理家 / 「anco」店主。夫と中学生の息子との3人暮らし。素材の持ち味を生かし、日本の四季を身近に感じられるようなごはん作りを提案する。2025年より、都内であんことコーヒーのお店「anco」を営む。

Instagram:anco.tokyo

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