
ひと味違う、夏の味噌汁。熱々はもちろん、冷えていてもおいしくいただけるような、これからの時期ならではの味噌汁2品を、料理家のスズキエミさんに教わっています。
2品目は変わり種。冷たいままごはんにかけていただく「冷や汁」です。
1品目はこちらから
ツナ缶で手軽に、薬味で爽やかに。
カリカリ食感が楽しい「冷や汁」

材料(2人分)
ツナ缶…1缶(ノンオイル)
木綿豆腐…1/2丁(200g)tuna
きゅうり…1本
みょうが…1個
大葉…5枚
生姜…1/2片
水出汁…400cc(※)
ごはん…適量
A
味噌…大さじ2
かつお節…1〜2g(市販の小分けパック1袋程度)
すりごま…大さじ2
※
【水出汁の作り方】(約6人分)
水…1200cc
昆布…7cm
煮干し…6〜7尾

前日の晩に密閉容器に水と昆布、頭をとった煮干しを入れ、ひと晩冷蔵庫においてだしをとる。
スズキさん:
「だしは1〜2日分まとめてとっておくと便利です。翌日まで冷蔵庫で保存も可能です」
作り方
1.きゅうりは薄切りにして塩ふたつまみ(分量外)をふり、しんなりしたら水気を絞る。みょうがは小口切り、大葉はせん切り、生姜はすりおろす。

2.水気を切ったツナとAをボウルに入れてよく混ぜる。
出汁を少しずつ入れ、溶きのばしていく。

均等に混ざったら、きゅうり、みょうが、大葉、生姜を入れて混ぜ、キッチンペーパーで水気をふいた豆腐を入れて全体をあえる。

スズキさん:
「豆腐のつぶし加減はお好みで。大きめに残すと食べごたえが出ますし、細かくほぐすと、よりなめらかな口当たりになります」
器にごはんをよそり、上からたっぷりとかける。


スズキさん:
「冷や汁は出来立てをすぐにいただいてもいいですが、このまま冷蔵庫で30分ほど冷やしておくと、より具材に味がなじんでおいしくなります。
ごはんは冷めた状態でも、熱々でも、どちらもおいしいですよ」
豆腐と味噌が口の中で滑らかに合わさり、さっぱりしつつも濃厚な味わい。きゅうりのカリカリした歯応えと、たっぷりの薬味がアクセントになり、2人前もひとりでぺろりといけてしまうようなおいしさでした。
2品お届けした「夏の味噌汁」は、どちらも具材や薬味を好みにアレンジできる余白魅力。
おおらかな味噌汁で、この夏も健やかに乗り切りましょう。
【撮影】濱津和貴
もくじ


スズキエミ
料理家 / 「anco」店主。夫と中学生の息子との3人暮らし。素材の持ち味を生かし、日本の四季を身近に感じられるようなごはん作りを提案する。2025年より、都内であんことコーヒーのお店「anco」を営む。
Instagram:anco.tokyo